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スパイ・ライク・アス [金曜ロードショー 洋画]

スパイ・ライク・アスという喜劇は米ソ冷戦の末期につくられた名作映画です。

何よりも面白いのはその舞台設定です。スパイの試験をカンニングで合格し、東西対立のまっただ中に囮として乗り込まされた2人の即席スパイが命懸けの危機を機転で乗り越えて行きます。そして遂には彼らを囮とした本隊の任務をかわりに遂行してしまうのです。

核戦争の始まりとなるミサイルが発射された後で世界の終わりを確信した敵側の女性兵士と愛を交わし、生への執着からまたも機転で核戦争の勃発を止めてしまう有能さが笑えます。最後は両国の代表として、囮だった米国側スパイと命令に背いてミサイル発射後に攻撃を止めた女性兵士らが和平のための秘密交渉として愛を育むという、ラスト。

滑稽な映画の中で核戦争に備える事の無意味さをわかりやすく理解できる名作です。
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